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【2026年最新】ベトナムのK-POPファンダム完全ガイド|6万人が熱狂する東南アジア韓流ブームの実態
2026年5月6日
ハノイで6万人がBLACKPINKを歌い上げた東南アジア最大のK-POPファンダム。2026年のベトナム韓流ブームの実態を徹底解説。
BLACKPINKのハノイ公演で起きたことは、世界中のK-POPファンを驚かせました。収容人数6万人のスタジアムで、全員がベトナム語バージョンで楽曲を歌い上げたのです。国際音楽メディアはこの光景を「BLACKPINKツアー史上最高のファンダム」と絶賛しました。日本でも第4次韓流ブームが続く今、東南アジアで何が起きているのかを知ることは、K-POPをより深く楽しむ上でも欠かせません。
K-POPはもはや韓国と日本だけのカルチャーではありません。2026年、最も熱いK-POPの現場はベトナムにあります。
韓流ベトナム上陸の歴史:2000年から続く25年間
韓流がベトナムに最初に届いたのは2000年。日本でも人気を博した韓国ドラマ『秋の童話』がベトナムで放映され、空前の反響を呼びました。ベトナムは東南アジアで最も多くの韓国放送ドラマを輸入した最初の国であり、韓流受容の歴史は25年以上に及びます。
その後K-POPの波が到来し、2010年代にはSHINee・BIGBANGが人気を集め、2020年代にはBTS・BLACKPINK・NewJeansへと世代を超えて浸透してきました。現在のベトナムでは、
- 大型スーパーでBLACKPINKの公式グッズが販売されている
- 街のカフェでNewJeansのMVが流れている
- TikTokでは韓国楽曲のダンスカバーが毎日バイラルしている
こうした光景はもはや珍しくなく、ベトナムの日常文化の一部として完全に定着しています。
経済的な結びつきがK-POPを後押しする
文化的な浸透には、強固な経済的背景があります。2022年時点で韓国はベトナムの第3位の貿易相手国。両国の貿易額は877億ドル(約13兆円)に達し、ベトナム国内には7,000社以上の韓国企業が進出しています。
CJ GroupやLOTTEといった財閥系大企業は、ベトナムのエンターテインメント産業そのものに直接投資しながら、K-POPのマーケティングを同時進行で展開しています。K-POPは偶然の流行ではなく、韓国資本による戦略的な文化輸出の一面も持つのです。
日本で韓国コスメ・フード・コンビニが当たり前のように普及しているように、ベトナムでも韓国ブランドは「上質なもの」「現代的なもの」の象徴として浸透しており、K-POPはその最前線に立つコンテンツです。
ダンスカバーが「自己表現の場」になっている
ベトナムのK-POPファンダムを深堀りすると、日本の推し活文化とは一線を画す側面が浮かび上がります。
ベトナムでは公開デモが法律で禁止されています。その社会状況の中で、若者たちは公共の場でK-POPのダンスカバーを披露することでジェンダーアイデンティティや自己表現の場を確保しているという報告が出ています。日本の「コスプレイベント」や「ライブ参戦」が自己表現の一形態であるのと同様に、ベトナムではK-POPダンスカバーが社会的制約の中での「声を上げる手段」として機能しているのです。
K-POPを通じて自由を得るベトナムの若者——しかしその自由は、韓国資本が設定したフレームの中にある。この矛盾と豊かさを同時に抱えているのが、2026年の東南アジアK-POPシーンの実像です。素晴らしいと同時に複雑、その両方が真実です。
文化交流は双方向へ:ベトナム音楽が韓国でバイラルした
K-POPが一方的にベトナムへ輸出される構図は、すでに崩れ始めています。ベトナム人シンガーHoàng Thùy Linh(ホアン・トゥイ・リン)の『See Tình』が韓国のSNSでバイラルとなり、韓国ユーザーが次々とカバーやリアクション動画を投稿しました。SpotifyやApple Musicで日本からも聴ける楽曲で、K-POPファンにも要チェックの一曲です。
韓流が「輸出するもの」から「交換するもの」へと変わりつつある——この変化は、アジアのポップカルチャーが新しいフェーズに入ったことを示しています。東南アジア発のサウンドが、近い将来日本の音楽シーンにも届く最新トレンドとして注目が集まっています。
日本のK-POPファンが東南アジアを知るべき理由
BLACKPINKやNewJeansを推している方にとって、東南アジアのファンダム事情を知ることは、推しのグローバルな影響力をより立体的に理解する上で欠かせません。K-POPグループが東南アジアツアーを組む際、その集客力と熱量は日本公演に匹敵——あるいはそれを超えることも珍しくありません。「推し活のグローバル最前線」を体感したい方には、東南アジアのK-POP公演への遠征も話題のトレンドです。
よくある質問(FAQ)
Q: BLACKPINKのベトナム公演はどのくらいの規模でしたか?
A: ハノイ公演には約6万人が集まり、観客全員がベトナム語バージョンで楽曲を歌い上げました。国際音楽メディアはこの光景を「BLACKPINKツアー史上最高のファンダム」と絶賛し、東南アジアにおけるK-POPの熱狂を象徴する出来事として世界的に注目を集めました。
Q: BLACKPINKやNewJeansのコンテンツはどこで見られますか?
A: BLACKPINKのドキュメンタリー『Light Up the Sky』はNetflixで視聴可能。MV・ライブ映像はYouTube公式チャンネルで配信されています。NewJeansのMVも同様にYouTubeで全曲公開中。ファン向けのコンテンツはWeverseアプリが要チェックです。ベトナム発のバイラル曲「See Tình」はSpotifyやApple Musicで日本からも聴けます。
Q: BLACKPINKやNewJeansの日本公演・ドーム公演の情報はどこで確認できますか?
A: 最新ツアー情報は各アーティストのWeverse公式ページ、またはBillboard JapanやナタリーなどK-POP専門メディアでいち早く告知されます。日本公演はドーム・アリーナ規模で開催されることが多く、Weverse Club(公式ファンクラブ)の先行抽選が最も確実なチケット入手方法です。
Q: 東南アジアのK-POPファンダムと日本の推し活文化はどう違いますか?
A: 日本では推し活が細分化・深化しており、トレカ収集・センイル(誕生日)広告・ライブ参戦・グッズ購入など個人で深く応援するスタイルが定番です。一方、ベトナムをはじめとする東南アジアでは、ダンスカバーコミュニティを通じたグループでの表現・連帯が中心で、K-POPが社会的な自己表現ツールとして機能している側面がより強いという違いがあります。
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